日本の私立大学を取りまく諸課題の中でも中心的課題といえる「国際化」という課題に応えるため、本学は1971年の創立以来現在に至るまで、欧米ならびにアジアにおける著名な諸大学と姉妹校提携を結び、学術文化交流を推進してきました。とりわけ、アジア地域との学術文化交流は欧米とのそれに勝るとも劣らないほど重要であるという認識の下、2003年4月に武者小路公秀元国連大学副学長を所長に迎え、東京麻布台セミナーハウス内に大阪経済法科大学附属の研究機関としてアジア太平洋研究センター（CAPP）を設立しました。

"Reconstructing Asianism Asia as a Matrix of Civilisational Projects"
"THE 60th ANNIVERSARY OF THE END OF WORLD WARII World order in the 20th century, and reconciliation and co-existence in the Asia-Pacific"
"Beyond Diasporas Peace and Human Rights in the Asia Pacific"
日本人従軍記者の朝鮮戦争報道とその性格 労働法から逸脱した「就労」に関する一考察――生活困窮者自立支援法施行後の状況と課題
「帝国の解体期」における日本とイタリアの国境問題――紛争解決論による沖縄とトリエステの比較分析
イギリス委任統治下パレスチナ人の旅行記に見る＜郷土＞
在外同胞主導の外国人政策――韓国における定住外国人の法的地位と社会的権利
日本人の戦争観・アジア観についての私的断想
「泰緬連接鉄道要図」を読む ハンセン病療養所における在日朝鮮人と年金問題
「韓日祝福」で韓国に渡った日本人女性たちの「その後」
収容と仮放免が映し出す入管政策問題―牛久収容所を事例に
東ティモ－ル人の対日認識―日本の軍事占領と官民の支援の影響を中心に 技術導入における認識とその影響―鉄鋼技術導入の事例
在日朝鮮人女性に対する複合差別としてのヘイト・スピーチ
総動員体制のなかの上野動物園 20世紀の史資料としての劇映画
「交換」、あるいは出来事のゼロ地点―柄谷行人における「形式化」の行方